ブリテン島南岸、またまたオクスフォード

うーむ・・・・・・。ん?

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・・・・・・えーっと。あなたは?

「まずは自己紹介をしよう…。俺の名はヴィクター。そう、“物知りヴィクター”でちょっとは名が知れているはずだ」

・・・・・・
ああ、あなたがヴィクターさんですか。

「」
「あ、ああそうだ。俺の名前はさすがに有名なようだな」

はあ。まあ。

それはそれとして。
実はカクカクシカジカで。

「ほう、あのフック先生からの依頼で調査を…ならば、アンタが狙われるのも無理はない」
「そして、俺とお前をこんな目に遭わせた男。もう一人のクイズバトル参加表明者の名は“物知りジェフ”という元海賊だ」
「海賊をやっていた頃は変装の達人としても知られていた。アンタ、まんまとハメられたようだな…」

まあ、確かにハメられているようですな・・・・・・。

「何でジェフが犯人と言い切れるか、気になるようだな。俺の場合、ヤツに面と向かって、辞退を迫られたのさ」
「だが、俺はジェフとのバトルに勝つことを望んでいたから断った。そうしたら、キツい一撃で眠らされて…このザマだ」

ふむ。

「アンタ、ここを出てすぐにでもフック先生に事情を伝えたほうがいいだろう。俺のことは気にしなくていい…」
「近くに脱出を手伝ってくれそうな人を探すなりして、早くオクスフォードへ向かうんだ」

あー、そういえば何かとられたものはあるかな・・・・・・。
タカイド、気が付いたか?
何が残ってる?

「オクスフォードの酒場に持っていった物は大丈夫なようですね」

・・・・・・モノ取り目的ではない、と。
とすると、なんだってこんな手の込んだことを・・・・・・。

ええと、
ヴィクターさんは、これからどうするんです?

「まだちょっとダメージが残っているみたいだから、もう少し休憩してから移動するよ」

ここがどこで、どうやって帰るかわかるんですか。

「・・・・・・ああ、それは問題ない。さっき、猟師の銃声も聞こえたし、人里からそんなに離れていないだろう。さっきも言ったが、脱出を手伝ってくれる人はすぐに見つかるさ」

なるほど。
では、我々が先に人に会ったら、伝えておきますよ。

「そうしてくれると助かる」





「さて、パパチチ、どうします?」

ヴィクター氏のアドバイスに従って、人を探すかな。

「ここはどこなんですかね」

ん?
まあ、眠らされて丸1日も経ってないような気もするし、アフリカ西岸ってことはないだろ。

「まあ、たしかに空腹もそこそこ、所用をたしたくてしょうがない、ってわけでもないですからね」

そうそう。
まあ、薬の副作用もあるかもしれないけれども。

しかし、とりあえず、眠らされて運ばれただけらしい。
シィアグウが一緒だったらまたちょっと違った危険もあったかもしれないが。

「彼女なら、意識がなくても誘拐犯をキックで倒しそうですが」

寝相、悪いもんなあ。あいつ。

「それにしても」


なかなか興味深い事件だ。

さて、ちょっと歩いてみようか。
あっちに、煙が上がってる。人がいそうだ。





地元の猟師がちょうど村に帰る途中だった。不要なものを焚き火で処分していたらしい。
自分達が哀れに見えたのか、目印のリボンをくれるということだったが、辞退した。
あれは入り口まで印を辿るための目印だから、この状況で役立つわけでもない。

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代わりに近くの町までの行き方を尋ねたら、彼の村より大きいのはドーバーだという。
どうやらここは、ブリテン島南岸付近だったようだ。

結局、現金なども無事だったので、猟師に謝礼を渡してドーバーまで送ってくれる伝手を当たってもらい、ガイドを雇った。
後は連絡船でロンドンに戻るだけだ。

そして、そのまま、オクスフォードへ向かう。

「とはいえ、地図がちゃんとしてれば自力でもドーバーまで行けそうでしたけどね」

まあなあ。海図なら得意なんだが。
陸地はなあ。





オクスフォードの大学までもどると、検定員のフック氏が駆け寄ってくる。

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「レン君に変装していた男が、あなたをどこかへと運ぶ様子が目撃されたのです。どうやら無事のようですが…」

・・・・・・をいをい。

「…ああ、私は本物ですよ? オクスフォードじゅうが厳戒態勢なので、犯人も手を出しづらいはずです」

聴いてないし。

えーっと、とりあえず、こんなことがありましてね。

「…なんと! あなたとヴィクターさんは、ジェフさんの手によって、そんな目にあっていたのですか」
「いや、しかしこれで納得がいきましたぞ。実は参加表明者のなかで行方もわかっている唯一の人物こそ、ジェフさん」
「このままでは、ジェフさんの不戦勝で優勝が決定してしまうところでした」

ほほー

「この卑劣な所業、ゆるす訳にはいきません。さあ、あらためてお伺いしますよ?」

ん?

「航海者さん、このクイズバトル、参加されますかな?」

ふーむ。
気絶させられた恨みもあるし、そもそも卑劣な手段で不戦勝を狙う輩、許すまじ、ってところか・・・・・・。
まあ、『乗せられた船』とはいえ、既に動き出してしまっているし、最後まで付き合うか・・・・・・。

あ、出ます。
出るのは、後ろのタカイドで。

「あ、パパチチ、図りましたね?」

タカイドが不意打ちをくらってめずらしく慌ててる。
まあ、知識量じゃあタカイドに叶わないからいいだろ?
せっかくだから、優勝しておけ。

「その言葉を待っていましたぞ!」
「さて…、クイズバトルの会場ですが、実はもう決定しているのです。その場所とは…」

お?
なんだ、ここでやるんじゃないのか。

「ローマの“コロッセウム前”です。まさにバトルを繰り広げるにふさわしい舞台!」

なにーーーーーー。

イタリアまで移動!
・・・・・・・なるほど、そう来るか。

「ジェフさんと正々堂々と勝負し、そして、あなたの実力で打ち負かす”のです。健闘を祈りますよ!」
「私は会場の準備にとりかかりますぞ。オクスフォードで十分に準備できたら、ローマまでお越しください」


やれやれ、やっぱり断ればよかったかな。
タカイドだけ行かせる・・・・・・ってわけにはいかないんだろうなあ。


んーーーーー。


・・・・・・とりあえず、ロンドンに寄るか。


(続きます)


訂正

2015年7月10日
× ダブリン → ○ ドーバー

ブリテン島南岸からダブリンなわけないじゃんね。海渡ってるじゃん。(ーー゛)
慌てて更新してました、すみません<(_ _)>

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コメント

非公開コメント

NoTitle

おおおw
連日投稿とはスイッチが入りましたね!( ☆∀☆)

う~ん!
読みやすい🎵(*≧∀≦*)
猟師をガイドに雇う工夫が憎いですね🎵(*´ω`*)
続きが気になります🎵
あ、中々会えませんねw
何時ごろインされてます?

やあ♪だーのさん

> あ、中々会えませんねw
>
> 何時ごろインされてます?
いやあー、実は、DOL自体には今週はインしてないんです(>_<)
先週末に世界遺産クイズバトルをこなしまして、ブログの素材を取って満足、みたいな(^_^;)
ブログのネタがなくなったらまたインします!
たぶん、今のやつは次回か次々回ぐらいで終わっちゃうので、今晩から土日のどっかでは遊ぶかと!
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