ベルゲン防衛戦

ストックホルムへの出港準備の最中に急報が入った。

ポルトガル艦隊がフランスの支援を受けて、イングランド同盟港のベルゲンを封鎖する動きがあるらしい。
早速、イングランド海軍の精鋭がベルゲンにむけて出立中とのことだが、この遠路北方での動きに対して艦船が絶対的に足りないようだ。なんでも、イスパニアとネーデルランドの動向が不明のため、北海近辺に寄港していたヴェネチアとオスマンの一部艦船にもダメもとで援軍要請を出しているという。
戦艦だけではなく、補給や構築のための船も足りていないだろう。

多国籍な船員を抱える身、通常は攻略側としてはできるだけ非戦で通してきているが、今回は防衛戦。

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「ハンブルクにいるんじゃあ、行かないわけにはいかないよなあ」
「まあ、仕方ないでしょう。先に戻ってますよ」

タカイドはポルトガル人なので、先にストックホルムへむかってもらうことになる。
彼も攻略側では海戦に参加しないのだ。

さて、同行者だが。
軍事活動ならジーシャンシーが頼りになるが、彼女はネーデルランド。
オギクボはまだ未熟だしイスパニアだし。
となると。

「大丈夫、後ろは守ってあげるから。心配ご無用!」

ヴェネチア人のシーアグウが同行か。

留守番を依頼しても良かったのだが、なんだか連れて行った方がいいような気がする。
まあ、艦隊行動だから後ろから撃たれることはないだろうし。

そうだ、今回は、あれが役立つんじゃないかな。造船修行の時に造って放置してあったやつ。

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まだ若いころ、ハンブルグで鋳造する時に移動用として使っていた船だが、偶然、ここに預けたままだったのだ。
シィアグウには養成所学校から戦闘用記念キャラベルを借り受けた。

今回、近くに同盟港のないポルトガル・フランス勢は補給もままならないだろうから、短期防衛戦になるだろう。
となれば、国軍による食料と弾薬の備蓄はおそらく足りるはず。
では、要塞補修用の鉄材、鉄板、それに大砲を持っていくとしよう。





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敵艦隊の目を潜り抜け、ベルゲンには無事に寄港することができた。

港前では同様に支援にかけつけた人々が要塞構築用の即席バザーを開いている。
また、広場の方では戦闘艦隊の編成が進められていた。

早速、船員達に積荷を下ろすように伝える。
自分は、邸宅の一室を借り受けて、各種書類と押印の確認だ。

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「ねーー、パパチチ」
「ん?」
「港にいたら、海軍の人が曳航用カッターを凄く気に入ってくれたみたいでさ」
「ほおー。借り受けたいって?」
「ううん。人手不足だから、パパチチに司令部との伝令役をお願いしたいって」
「え」
「まあ、せっかく見込んでくれたんだし、ここは請けなきゃ男じゃないよね~」
「・・・・・・つまり、引き受けてきた、と」
「うん」

まったく、人手不足だからおだてあげられたんだろうに。
今どきグレード0でかつ速度特化で強化してない船なんか誉めたたえないって。

・・・・・・とはいえ。
今回は、せっかく防衛港まで来たんだし、そういう覚悟がなかったわけでもない。
だからこその曳航用カッターなんだしな。

自分はとかく理屈をこねたり面子にこだわる時があるが。
これは戦争。
シィアグウのように、気軽に陽気にサクサクやるべきことを決めていく方が、ずっといいんだろう。
つまり、これこそが自分が彼女を同行させている理由なんだろう。

「わかった、やるやる。出港準備、よろしく!」





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「・・・・・・で、これは何かな?」
「出港準備。いやあ~ほら戦だしさ、いざという時のためにさ~。似合ってるよ!」

・・・・・・おまえはティカか。


まあ、いい。
味方艦隊の出撃に合わせて、出港だ。
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西に、南にと展開していく味方艦隊。

自分達は、ロンドンからベルゲン沖に移動している艦隊司令と、ベルゲン間を往復することになる。


実際には、出港よりも帰港の時の方が気を遣う。
特別に船足が早いわけではないので、正面突破を試みてインターセプトされると逃げ切れない。
ゆえに、なるべく補足されなさそうな進路をとるわけだが。

今回は、風向きを考慮し、戦況をうかがいつつ北側へ迂回し、
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一気に突入する形をとった。
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ただ、手前の岬をギリギリに攻めると
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回り込む時にシィアグウの船が引っかかってしまうので要注意。

さて、そんなこんなで何往復こなしただろうか。

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慣れてきたところでの油断もあっただろうが、出港後すぐ、曳航用カッターが戦闘に巻き込まれ、拿捕されてしまった。

戦闘艦仕様でなく出港後すぐで命令書もないこと、自分の身代金を即金で払えたこと、などにより、すぐに解放されてことなきを得たが。

まあ、急な参戦にも関わらず、ここまで活動できたからよしとするか。
しかし、曳航用カッター、適当な造船の割にはなかなかの機動性だった。
今度は、もっとまじめに造船してみてもいいかもしれない。





今回の海戦はイングランド側の辛勝となり、ベルゲンは護られた。

いつもは閑静なベルゲンだが、これから数日は、戦況の分析や各艦隊の武勇譚で、広場や酒場がにぎやかになることだろう。

自分は、先にストックホルムに戻って、例の調査結果を貴族に報告しているであろうタカイドのフォローをしなければならない。
すぐに出発の準備にとりかかろう!


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「だから。これ、もう脱ぎたいんだけど」
「あーーー。えっとねえ。あのフロックコート洗濯に出しちゃった。えへへ」


・・・・・・まあ、こういうやつだ。





(中の人による、中型戦大型戦の追記あり)

(中の人追記)

というわけで、E鯖ですが、大海戦3日目に参加してきました。

実際には、中型と大型も参戦しているんですが、SS撮ってないのですよ。
ということで、テキストのみで追記を。

・曳航用カッターを拿捕したのは、デュカさん所属艦隊だったかな。
 もういっぱいいっぱいで確認し忘れちゃいました。
 ごめんなさい(^_^;)
 もしそうだったら、後でリンクをはりますね。

・中型は船を用意してなかったので、シィアグウのエミグラントパークを旗艦にして、パパチチは卒業記念ポーラッカで追従。
これが、遅いw そして、一回も構築を達成することなく、やっぱり拿捕。
 まあ、拿捕された相手が、その名も高き「○○っこ艦隊」(未確認)だったから良しとするかあ(゜-゜)

・ゆえに、中型はあきらめて大型まで待機。
 大型ではいよいよ例の茶栗で出動。
 いやー立ち上がりも早いし、速い速い。
 速すぎて司令艦をクリックできずに素通りすることが・・・・・・(゜-゜)
 そうそう、NPCのロポ・ソアレス艦隊に襲われるも、余裕で戦域脱出。素晴らしい。
 無謀な正面突破とかもやりましたけど、運よく、PC艦隊には補足されませんでした。良かったよかった。

 それから、大型は他のプレイヤーの方と艦隊を組ませていただきました。
 こちらも結構メタメタだったので、あまり詳しくお話できずに申し訳なかったです<(_ _)>
 

でもって、大海戦の後はストックホルム・・・ではなくて、
三谷幸喜脚本の「オリエント急行殺人事件ー第一夜」を観てましたとさヽ(^o^)丿  

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コメント

非公開コメント

No title

大海戦、お疲れ様でしたi-179
まさか洋上であんな形でお会いするなんてーーw
○○っこ艦隊、ひどいですねi-235
ベルゲンの攻防戦、
参加の流れから実際の戦いへの
流れのお話、読んでて面白かったですi-237
みんなそれぞれの思いや経緯があって、
参加してますもんねi-185
次回は、遠い地、
ジャカルタですi-190
どんな戦い、物語がまっているのでしょうかi-228

やあ♪彩香さん

普段は地中海で検索をかけたりしないんですが、何かの気配を感じたんでしょうねえ。戦場でもそんな感じで。
今回の大海戦はたまたま条件が揃ったので、ジャカルタは未定。皆さんの記事を楽しむ方に回るかもデス。

No title

大海戦お疲れ様です♪
あたしPSなのでフリーズとかが多く最近は出てないですね~また船も全部作り直して出たいなって思ってますけど(#^.^#)

やあ♪麻衣さん

そうそう、PSはいつとまっちゃうかちょっと不安でPC艦隊組みにくいですよね。
構築工作とかは自分艦隊で任務こなせちゃいますけど。
それにしてお、構築・工作用の小中大の最強船って、なんでしょうねえ。
加速と旋回は当然としてスキルセットとか・・・

No title

大海戦お疲れ様でした^^
世界観のあるストーリーになっててすごく面白いですね!
港を守る側の緊迫感が伝わってきました!
速い船で颯爽と戦場を駆け回るのも楽しいですよね。
封鎖をすり抜けたり、正面突破できた時は
アドレナリンどわ~~って感じです(´艸`*)
最強船、、、私も知りたいですw

やあ♪YuKIさん

> 速い船で颯爽と戦場を駆け回るのも楽しいですよね。
> 封鎖をすり抜けたり、正面突破できた時は
> アドレナリンどわ~~って感じです(´艸`*)
そうそう、それそれ(^^♪
あのスリルと達成感はたまりませんね!
思い出したら楽しくなってきた。
ジャカルタか~。どうしようかな~。(^_^;
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